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2003年02月07日(金) 全く知らない人の会話にさりげなく入る方法

そんな方法、教わってどうするんでしょう、あゆってば。
あ、こんなこと書くとまた嫌われちゃうかな。
こんばんは、松たか子です。
あゆの写真を「こわいよおおおおおおおお」と言ったのは本当です。
ケータイのカメラで撮った写真をPCの方に送ってもらったのですが、ほら、こーんなちっちゃいウィンドウで出るわけですよ、PCのモニターの中央に。
眼鏡をかけたあゆが無表情で出てくるわけですよ、突然モニターの中央に。
で、その写真が微妙にピンボケなんですね、ええ、微妙に。
どう微妙かというと、なんとなくボケてるのに眼鏡ごしの目だけはきっちり合ってて、ワタクシの方を見てるって、こうですよ。
こわいよおおおおおおおおおおお!
その日のチャット中、ワタクシのPCはどういうわけか絶不調で何度となく落ちまくったのですが、その時がまたこわい。
フリーズの後、パタパタとウィンドウが閉じられていって、そして最後にあゆの写真だけがぽつんと残る。
モニターの中央に、ちっこい写真がぽつんと残る。
そしてそのあゆと目が合う。
夜中だけに怖いですぜ、お客さん。
でも、ワタクシもカメラつきケータイ欲しいなぁ。
あゆが送ってくれたら、ワタクシもお礼ははずむわよっ!
ゆみなが梅干なら、ワタクシはうちの梅干バァサンを送るわ!
遠慮しないでね。

さて、昨日から始まりました新企画「そんなこと教わってどうすんねん!」ですが、
あ、そんなタイトルじゃありませんでしたね。微妙に大阪弁だし。
書かなきゃ書かなきゃと思いながら、真夜中にホカペに移動し眠い目をこすりこすり「りゃ!」を開くと、
なんとそこには紫色の文字によって本日の分が更新されてるじゃありませんか!
おやびんったら順番間違えてるわ。でも、すっごく眠いし助かった〜〜
と、ほっとしてる夢をたった今PCに覆い被さるように眠ってしまった瞬間に見て
今のは夢か現実か、はたまた神の啓示なのか、とうろたえながら「りゃ!」を開くと
そこには、本当に紫色の文字の日記が書いてあって、
あー、よかった!夢じゃなかったんだわ。さ、おふとんで寝ましょう。
と心底安心して本来の電車の車掌業に戻るという、大変に念の入った夢を見ました。
本来の電車の車掌業っていうのは一体なんなんでしょうね。
そのへんがすごく唐突で夢っぽいな、と感じて目覚めたんでしょうか。
今、ここで一生懸命書いてることも夢だったりして、なんて思うほど眠いです。
ホカペはダメよね、あったかいけど。

それでは本題に入ります。

本日の人生マニュアル
「全く知らない人の会話にさりげなく入る方法」


ほんとにこれを聞いてどうするつもりなんだろう、あゆ。
でも、昨日の日記にあったような場面に遭遇した場合、ワタクシでも教えたくてウズウズしてしまうであろうと思われます。
「それはキャシー塚本じゃああああああ!」
と、これを伝えない限り電車を降りられないと思います。
たとえ、その電車の車掌をワタクシが務めていようとも。
そこで、今回のケース(昨日のあゆの日記参照)をモデルとして考えてみることにします。
まず、車内で全く知らない人々が
「四万十川料理学校で松本がなってた先生の名前」を思い出せないでいるわけですね。
で、あなたは上記のとおり
「それはキャシー塚本じゃあああああああ!」
と、教えてあげたいわけです。
しかし全くの他人である彼らの会話にすんなり入っていくのは気が引けるってわけです。
さあ、そんなときこそ、先人の知恵を拝借しようじゃありませんか。
まず、あなたは電車の軽い揺れにバランスを崩すふりをして
「きゃっ!」と叫ぶ。
そしてすかさず人差し指を立てて口元に持っていき「シーーッ!」をする。
この時にウィンクするのもよし。
はい、ここまでで「キャシー」が伝わりましたね?
そしてキャシーが出たところで「置いといて」をする。
指を2本立てて「two(ツー)」。
ピースとかチョキとか言われるかもしれませんが、ひたすら首を横に振って
「ツー」が出てきたところで、「!!!」という感じの指差し確認を忘れないようにしましょう。
すかさず人差し指を宙にぶ〜〜んと泳がせ、反対の腕に突き刺す。
そしてぺチンと叩いて掻いてみる。
「蚊!」「!!!」(必ず指差し確認すること)
さあ、次は塚本の「も」だ。「も」は難しいぞ。
うーん、しょうがない両手の人差し指を頭に持っていき角を作ってみせる。
そして親指と人差し指でマルを作ってそれを鼻の穴にいれる。
「牛!」「・・・!」(そうなんだけど〜という意思表示を示すこと。)
ここで欲しいのは「モ〜〜」という牛の鳴き声だ。
再び角を作って上唇と下唇はつけた状態で「モ〜〜モ〜〜」と鳴いてみせましょう。
このとき本当に声を出してしまうと、金原ニ郎さんによって減点されてしまうので注意が必要です。
「モーモー!!」「・・!!」(指差し確認しながらも小首を傾げてみせること)
「モー!?モ?」「!!!」(それよ!それそれ!という気持ちをこめて)
最後は塚本の「と」です。
「と」は基本ですからよく覚えておきましょう。
両の手で障子や襖をあけるときの動作をして「戸」。
これは、のどを触って「の」、
荷物を背負う動作で「に」、
しっぽを生やしてみせて「尾(お)」、
と、これらと同様、活用性の高い基本なので必ずマスターしましょう。
さあ、ここまで来ればあと一息。
先ほど「置いといて」をした「キャシー」を「持って来て」、
「two!」「蚊!」「モー!」「戸!」と合わせたら、
「キャシー塚本」を、ほら、こんなに見事にアカの他人に伝えることができました!
これで安心して電車を降りることができますね。
え?会話になってないじゃないかって?
そりゃそうですよ、声だしたら反則ですからね、ジェスチャーゲームは。
底抜け脱線ゲームのころからそのルールは厳守されてるわけですからね。
ボディランゲージです。
ええ、これさえ会得すれば、言葉の壁さえも乗り越えて全く知らない人の会話にさりげなく入るだけでなく、車内の人気者になれること間違いなしです。
ためになりましたね。





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