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2002年12月04日(水) お答えしましょう。2

こんばんわ。冠二郎です。
先日、あゆ先生に相談した結果、
「本名でいけ!」という誠に潔い回答をしてくださったため
本日より本名でいこうと思います。

って行くかいっ!

久々に「ひとりツッコミ」をしてみました。

さてワタクシゴトではありますが、
私、今週の土曜日より「また」北海道に帰ることになりました。
それでなくても冷え性の私がなんでまた、
このクソ寒い北海道に行くのか。
ええ。自分でも分かりません。
ゴルフも出来ない北海道に・・・

ま、行けるときには行っておこう。という信念のもと
このたび帰省します。

今が「行けるとき」なのか。
それがなんで「信念」なのか。という疑問は残りますがね。

留守中は、またもあゆとるるがうまくやってくれるでしょう。
もちろん「りゃ!」は携帯から毎日見ますよ。

さて。
今回の都内在住のるるさんからのご相談ですが、
この「人生なんてりゃりゃりゃ♪」始まって以来の真っ当な相談が寄せられましたね。

「正しい日本語を子供たちに伝えたい・・・・」

泣けるじゃないですか。

いや、何が泣けるって、
「正しい日本語の使い方」を寄りによって私に相談したってことに泣けてきました。

では。





◆◇◆◇◆◇◆

『人生なんてりゃりゃりゃ〜♪』


<相談内容> るる様。

冠二郎先生、ご相談です。
冠二郎先生、ご相談です。
ワタクシには3人の息子がおります。
ワタクシは親として、彼らにしたいことはたくさんあるのですが、
その一つとして、正しい日本語を話せるようにしてあげること、というのがあります。

ところが、うちの3人息子たちは揃いも揃って
「はげぼうず」
という言葉を使うのです。
ハゲ頭を見ても、
坊主頭を見ても、
「はげぼうず」
と嬉しそうに言うのです。3人とも。

ハゲはハゲ、坊主は坊主であると、丁寧に教えているのですが
「はげぼうず」とワンセットで言うのです。

さらに、先日、三男のタッキー(5歳)の幼稚園のお迎えに行ったときに
新たな問題に直面してしまいました。
タッキーが園長先生を指差して
「あれは、はげぼうず?」
と聞いてきたのです。

園長先生は坊主頭ですが、実はハゲ隠しという噂もあります。
ええ、確かに禿げ上がっているのです。
つまり「はげぼうず」なのです。
しかし、ここで問題なのは、
園長先生はお寺のご住職でもあるので、職業としても間違いなくお坊さんなのです。
この場合は「はげぼうずぼうず」となるのでしょうか。

ワタクシは明日の日本を担う子供を教育する立場に立って
本当に悩んでおります。
冠二郎先生、どうかよろしくお願いします。


<回答>

はい。こんにちわ。
えっと、まず訂正ね。私は冠二郎ではなく轟二郎なんですよ。実は。
九十九一って説もありますけどね。

で、なんでしたっけ?
あ、そうそう「正しい日本語」でしたね。
「はげぼうず」の件ですよね。

3人の息子さんたちが「はげ」を見ても「坊主」を見ても
「はげぼうず」と呼ぶので困る。
寺の住職はほんとの「坊主」だし、頭も「坊主」だし
この場合は「はげぼうずぼうず」になるのだろうか。

というお悩みのようですね。

では、まず「坊主」の語源について絞殺してみましょう。
絞殺しちゃったら大変ですね。考察ですね。

よく田舎に住んでるオヤジが、都会からやってきた甥っ子あたりに向って

「ボンズ〜っ!でっかくなったなぁぁ。おっちゃんのこと覚えてるかあ?
ええ?ボンズ〜っ!!」

と言いながら、そのボンズの頭をグリグリ掻き毟りながら
やたら「ボンズ」を連呼するオヤジがいますね。
その場合の「ボンズ」も所謂この「坊主」と同じ意味を表します。
つまり「坊主」とは決して髪の毛がご不自由な方に限って言うわけではありません。

「三日坊主」「海坊主」
そしてワタクシ愛用の大便促進剤「BOWS」
これも「ぼうず」ですね。

「坊主」と呼ばれるものの中にはあらゆる意味を持つものが含まれています。
はっきり申し上げましょう。

あなたのその三人の息子さん。
この方たちもワタクシから言わせると「坊主」なわけです。
田舎のオヤジ風に言うと「ぼんず」なわけです。

つまり、坊主が坊主に向って「はげぼうず」と言ってるわけです。

「坊主が屏風に上手に坊主の絵を書いた。」

あ、これはなんの意味もありません。
ちょっと言ってみたかっただけです。

次に「はげ」ですが、
これはちょっと問題ですね。
「はげ」はなりたくてなったわけではありません。
身体の体質、または遺伝という本人にはどうすることも出来ない状況に陥ってるわけであります。
その方に対して「あ、あいつ。禿げてらぁぁ!!」
などと指差し確認して言うことは由々しき問題です。
あ、そこまでしてませんね。すみません。

これはけっこう傷つくものです。
そういう場合はこう教えましょう。

「タッキーちゃん。あの人ははげじゃないの。
あれはね。顔なの。」

そうですね。顔だと教え込むのです。
顔だと思えばなんのことはありません。
そうすれば、あら不思議。ツルツルお肌の大変美しいお姿に変身ですね。

タッキーちゃんも
「そっかぁ。あれは顔なんだね。おかあさん。ちょっと普通より長いお顔だったんだね。」ときっと納得してくれるでしょう。

もう二度と禿げてる人に「はげぼうず」などとは言わなくなること間違いなしです。

園長先生でもありお寺の住職さんでもあられるそのお方に対しても
「はげぼうず」から「はげ」が抜けて
単なる「おいっ!このクソ坊主」と呼ぶことになるでしょう。
良かったですね。

これでるるさんの三人の小坊主たちも
あ、失礼。ご子息たちも
正しい日本語を使えるようになると思います。

最後に特別にもうひとつ教えましょう。

「クソ坊主」のバリエーションですが、
今回だけ特別ですよ。るるさんだから言うんですからね。

「エロ坊主」「坊主丸儲け」「タコ坊主」「生臭坊主」
などもありますので、これも教えておくとよろしいかと思います。

では。またのご質問、お待ちしております。

さようなら。








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