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2002年11月21日(木) カウントダウン

たった今、980円のブーツをネットショップで購入しました。こんばんは。あゆです。

だらだらとした展開だった「誘われて長万部」。
最終回に向けて急展開を見せました。

プロレス界入りってあんた・・・。
どう最終回に持ってくつもりなんだよ。るる。
最終回はしつこいようだけどるるなんだよ。るる。
「しつこい」を「ひつこい」と言う人がいますね。
それと「いちおう」を「いちよう」と言う人もいますね。
「うろおぼえ」を「うるおぼえ」と言った人もいましたね。るる。
私は「女王」をずっと「じょおう」だと思ってたんですが
驚いたことに「じょうおう」でも変換できるんですね。
だけど「王様」は「おおさま」じゃなくて「おうさま」なんですね。
しかし、「はだかの王様」がアレだったなんて・・・るる。(昨日の投票ボタン参照←姑息な投票ボタン誘導か)


さて、何事もなく毎日過ごしているワタクシですが、
これから第十話を書かねばなりません。
はっきし言って憂鬱です。
プロレスのことは全然詳しくないし・・・。
どうしよう・・・。

でもがんばらなくちゃ。
最終回を書くるるのために。

それでは・・・

◆◇◆◇◆◇◆◇◆

リレー小説第3弾

『誘われて長万部』第10回


祥子の契約金のおかげで、和樹の店は見事に持ち直した。
それどころか、祥子の活躍でプロレスファンの集う店として
連日押すな押すなの大盛況だった。

「よかった。『貧乏大作戦』に頼らなくてよかった」
和樹はつぶやいた。
貧乏大作戦に採用され、店を建て直した日には
みのもんたが「抜き打ちチェック」と称して突然
あの酒焼けで真っ黒な顔で店に来られたりするのだろう。
そんなのは真っ平ごめん林家こぶ平だ。

今日も和樹の店
プロレスバー「馬場」は満席だった。
ざっと50,000人は入っているだろうか。
毎日一人で店を切り盛りしている和樹には地獄のような忙しさだったが
それでも閑古鳥が鳴いていた時のことを考えると叫ばずにはいられなかった。
「ひぃぃぃぃぃわははははひぃぃぃぃぃ」
うれしい悲鳴であった。

大スクリーンにリング下の祥子・・いや、いまや女子プロレス界の大スター、チョーマンブが映し出されていた。
今日はチャンピオンベルトがかかった大事な一戦である。
チョーマンブは挑戦者だったが、
得意の「鼻血流し」で実力は誰もが認めるナンバーワンだった。
人々の関心は、試合の結果よりも
チョーマンブのあのウエストにチャンピオンベルトがはまるのか・・ということだった。
前座の試合が終わり、三菱掃除機「風神」でリングがきれいにされ、いよいよチョーマンブの登場である。
相手のチャンピオンはスプラッター熊子だ。大ベテランの熊子は、今では人気実力とも自分より上になってしまったチョーマンブに異常な闘争心を燃やしていた。
「今日は絶対に私の必殺技『入れ歯固め』であんな子、やっつけてやるわ」
熊子の説明台詞に呼応するかのようにチョーマンブが言った。
「よろしくお願いしま〜す。てへ」
和樹に殺意をもたらした「てへ」は、熊子の闘争心にますます火を点けた。

「実況はワタクシ押坂忍と、解説はごらんの皆様です」
相変わらず「特ダネ登場」の時と同じように自分だけ自己紹介する押坂忍であった。

そして・・・

カーン

ゴングは鳴った。

店の50,000人の客と一緒に和樹もスクリーンに見入っていた。
大歓声の中試合が始まった。

〜つゞく






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