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2002年11月17日(日) ほんとに殺人だったのか?

こんばんわ。ゆみなです。
昨日は久々の「ふんどし愛好会」の寄り合いに出席したため、
るるに代打をお願いしてしまいました。

「ふん愛」では20年ぶりの再会となる人も来てました。
彼は昔と全然変わってなく、
20年の歳月などなかったかのように話もはずみました。

彼曰く
「おまえ、酒強くなったなぁぁ。」

いや、強くなったもなにも、その当時私まだ高校生だったし・・・


久しぶりに、
しかもそれが20年以上の時空を越えて再会するというのは、
怖いような不安なような思いが交差するものですね。
待ち合わせの時、
もしお互いが分からないくらい変貌していたらどうしよう。とハラハラドキドキしてました。

ま、ぶっちゃけた話、
禿げてるんじゃねえか。とか
太ってるんじゃねえか。とか
もしくは入れ歯でフガフガさせてきたらどうしよう。とか
そんなことばかり考えていました。

ええ。自分のことをすっかり棚に上げてですけどね。

でも大丈夫でした。
彼は昔とまったく変わることなく、
いえ、多少は太ったようですが、
それは私も太ったのであまり感じなかったです。

みんな集まって話すことといったら、やはり昔の話ですよね。
誰ひとり現在のことに触れる人はいません。
それがいいんですよね。昔の仲間って。

一気に10代に戻れちゃうんですからね。

昔の人と会うことは自分の若さを維持するための最高の特効薬なのではないかと思います。

さて。
『誘われてちょうまんぶ』ですが、殺人事件にまで発展してました。
びっくりです。
30分で事件を解決した桜木健一の「刑事くん」もまっつぁおなくらいの早い展開です。
かなり古いです。
このドラマを知ってる人はおそらくあゆとのんたくらいでしょう。

(注:のんた=私たち3人の友人で、30代前半のくせに恐ろしいほど昔のドラマやCMを熟知してるまるで「テレビ探偵団」のようなヤツ)

名前まで勝手に出しておきながら「ヤツ」呼ばわりです。
ひどいです。わし。

では、第六回。そろそろ行きます。




◆◇◆◇◆◇◆

『誘われて長万部』 第六回


そこにいたのは紛れもなく祥子だった。

驚愕と恐怖が和樹を襲い、腰が抜けてその場に座り込んでしまった。

「なに驚いてるの?」

祥子はコンビニに昆布のおにぎりを買いに行っていたと言う。

ならば和樹が手にかけたのはいったい何だったのか。

思いを巡らしたその瞬間、和樹は裏庭へ向かっていた。

「やっぱり・・・」

和樹は自分が可愛がっていた豚のトン子を殺してしまったのだ。

祥子と瓜二つのトン子を竹脇無我夢中荒井注なんだバカヤローだったとはいえ、
ベルトで首を絞め、
三枚に下ろしてしまったのだ。

「トン子〜〜〜〜〜っ!!」


絶叫する和樹にいったい何が起こったのか分からない祥子だったが、
そんなことは無視して夕食の支度を始めた。

「和樹。今日のおかずはトンカツよ」

「こんな時にトンカツなんか食えるか。」

和樹は泣きながら呟いた。

「良かった。きっと喜んでくれると思ったわ!」

祥子は相変わらず、相手がどう返答しようがお構いなしの自分の気のすむ返事をした。

和樹は自分が勝手に間違ったくせに、
「元はといえば祥子が豚に似てるのがいけないのだ。」と、
わけの分からない理屈が和樹の中の殺意の炎を沸々と燃え上がらせていた。。

絞殺では祥子は死なない・・・

そう思った和樹が次に取り出した凶器は餅だった。



〜つづく








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