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2002年11月10日(日) 「デビュー」の次は「タブー」

こんばんわ。ゆみなです。
19時半頃、ゴルフから帰ってきたばかり。
富士山が山頂までくっきりと見えるほどの好天に恵まれ、
最高のゴルフを楽しんできた。
ほんと、私って「晴女」だわ。

で、さっきまではここでゴルフの話でも書こうと思ってた。
昨日から今日にかけての箱根でのゴルフ満喫話でも。
ほんと気持ち良かったからね。


が、しかし。

そう、「しかし」である。



いきなりだが、私は無信心者である。

いや信心してないわけじゃない。
家には仏壇もあるし、どっか出かけるときはお手てのシワとシワを合わせて「幸せ〜」って言うし。
言わねーよ。
ちなみに、手のフシとフシを合わせたら「不幸せ」になるから気をつけるように。

神棚だってあるから、毎日、お榊の水、取り替えてるしさ。

ただ世間一般でいう新興宗教っつーの?
ああいう類の信仰はしていない。

ここまで読んで、
「なんだ。なんだ。宗教の話か。タブーを犯すのか。(タブーだったのか?)」
と思ってるかもしれないそこのあーた。
ご安心くだされ。
私だ。なんてたって私だ。
そんな難しいことを書けるわけがない。

誰がどんな宗教に走ろうが、嵌ろうが、私は別にどうだっていいのだ。
「どうだっていい」っていうのは、語弊があるかもしれない。
「その人の勝手」の方がいいかも。これも似たようなもんか。
まっ、いいや。

んで、その宗教のことなんだけどね、
私は人がどんな宗教を信仰しようが、もういい大人なんだから、
そんなことは自分で決めればいいことだ。と思ってる。
自分でその教祖様とやらのおっしゃるお言葉が「神のお告げ」と思いたきゃ思えばいい。

でもな。
「それを人に勧めるなよ。」と言いたいワケだ。

ま、その人にしてみれば、「最高の人生の指針」と信じて疑わないわけだから、
その「最高」を勧めるってことは、「良いこと」をしてると思ってるらしいんだけどな。

余計なお世話なんだよ。
私は自分が教祖と思ってるからさ、人の、ましてや何処の馬の骨か分かんねえヤツの「お言葉」なんつーもんは必要ないのっ!

そりゃーね、私だってミスチルの歌詞に賛同して、
「おおお!そうだよな〜。こうやって生きていかなきゃな。」なんて思ってるよ。
考えようによっちゃあ、これだって宗教みたいなもんだし。

ミスチルのコンサートなんか、はっきり言って「ミスチル桜井教」の信者ウジャウジャなわけだ。
全員が立ち上がって両手を上に上げながら彼の歌に陶酔し、至福の時間を共有してるあたり、
そこらへんの宗教の集会となんら変わりがないようにも思える。
北海道まで多額のお金をかけてコンサートを追っかけて見に行くことだって、
新曲が発売されるたびにCDやグッズを買うことだって、
言ってみりゃ、お布施みたいなもんだ。

うん。なんかほんとそう思えてきた。

そう考えると、好きな歌手に嵌るのも、好きな趣味に興じるのも、心の拠り所として、それに傾倒してしまうことは、ある意味「宗教じみて」いるのかもしれない。

案外、こういう楽しみや心を動かすものが見つからなかった人が、
ほんとの(?)宗教に走るのかもしれない。

だとしたら、なおのこと、
自分の趣味を人に押し付けるなっつーの!
私には私の好きなもんがあるし、好きな言葉があるし、生きてくポリシーが、一応あるわけだしさ。これでもな。


と、ここまで長々と書いてお分かりいただけたと思う。
実はさっき、知り合いから所謂「勧誘」らしき電話をもらったからだ。
せっかく気持ちよく帰ってきたころにさ、ちょうど電話がかかってきたのだ。
子供が言うには、昼間にもかかってきてたらしいんだけどな。

「あなた。最近疲れ気味だけど大丈夫?」
「ストレスたまってるんじゃない?」

などと最初は私の身体を案じてるような話だったのだが、
よくよく聞いてみると、なんのことはない、
宗教らしきものの勧誘なのだ。
(らしき。と書いたのは、私はそれが「何処で、どんなことをするのか最後まで聞かなかったからである。)

確かに今日の私は疲れてますよっ!
ええ。ええ。ゴルフのパットが決まらずストレスたまりっぱなしですよっ!

「一度、お話、聞いてみない?とっても良いお話なの。」

ってな。おいっ!

私は自慢じゃないが、すぐに洗脳されるんだよっ!
一度聞いてしまったら、
「へ〜〜。そんな生き方もあるんだぁ。なるほどねえ。」なんて思ってしまうんだよっ!
以前に訪問販売で38万もする教材を買ってしまったという前科があるんだよっ!
ホームパーティと称する、なにやら怪しい会に誘われて35万の鍋買っちまったこともあるんだよっ!
友達に誘われて、その人の自宅に行ったら、ワケが分からない宝石屋がいて、
5万もする指輪買っちまったこともあるんだよっ!
前科三犯だ。どうだっ。参ったかっ!

ああ、そうだよ。すぐに信じてしまうんだよっ!わりーか!


ま、おそらくその人は、そういう私の性格を見越して電話してきたと思うんだけどな。

でもな、もう私だって若くはない。
いや、わざわざ書かなくても、充分分かってるとは思うが。
色々と人生経験積んできてるわけよ。
学習もしてるわけよ。
そんな誘いにホイホイ乗っていく私とは、わけが違うんだよ。
「行ったらオシマイ」ってことも分かってるのさ。

私は丁重にお断りして、その「最高のお告げ」を聞きにいくことを止めた。

そうだ。
私は自分が教祖なのだ。「自分教」でいいのさ。
「教祖=たった一人の信者」でいいってもんさ。
たとえ、それが間違いだろうが、自分の意思で行動したのであれば納得もいくよ。
第一、お金かかんないしさ。



あ、かかってるか。それもかなり無駄金。




と、今日はあまり『りゃ!』とは関係のない話になってしまったが、
どうしても腹の虫が収まらず、ここに書いて憂さを晴らすことにした。

すまん。









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