DiaryINDEXpastwill


2002年10月31日(木) 瀕死の重傷

こんばんは。るるです。
炊飯器がね、壊れたんですよ。
で、そのことは自分の日記に書いたんですけどね、
なんとなく次々と壊れていくような気がして嫌だなあってことをね。

ワタクシ的には次は食器洗い機あたりかと思ってたんですけど、
なんと、盲点をつかれてしまいました。
なんと、昨夜からワタクシのPCが瀕死の重症におちいっております。
起動しないんですよ、起動したかと思うと
セーフモードとかって、小さい画面が出てきて、
あっちを確認してみろとか、
そっちを開いてみろとか、
いろいろ指示されましてね、
でも、今の段階で、言われたようにやって再起動しても
ぜーんぜんダメっす。
形あるものは壊れるんだね。ね、あゆ夫婦。

明日以降もうちょっと真剣に、回復を試みたいと思ってますが、
今日のところはパパのPCからアップです。
履歴をたどってここを読まれたらどうしましょう。
あゆ夫婦の心配をしてる場合じゃないかもしれません。

あ、でもね、あゆっち、
つらかったら無理しないでね。
あなたが動揺してるのは、手にとるようにわかるから。
このリレー小説『媚薬』の中身もさることながら、
第4回の次だっていうのに、しつこく第4回って書いてるし、
それをうけて、安易に第5回って書いてるゆみなは、まぁほっときますけど。

というわけで、今日は第6回。
3人のそれぞれの思惑によって、ずたずたに引き裂かれつつある『媚薬』ですが
中盤に入ったってことで、いってみましょう。

◆◇◆◇◆◇◆

『媚薬』第6回

私のことをかわいがり、映画の主役の座まで与えてくれたプロデューサーが
鼻炎で急逝してから、2年が経った。

鼻炎で急逝。。
何度も言ってると、フランス語のように聞こえてくるから不思議だ。

いや、普通は鼻炎で命を落とすことはない。
山さんの推理によると、くしゃみ鼻水鼻詰まりが原因で
夜も眠れずに苦しんでいた彼は、
薬を大量に服用し、朦朧とした状態で階段から足をすべらせ
打ち所が悪く亡くなった、と、こういうわけのようだ。

鼻炎の薬、だから『鼻薬』。。。。
というオチでは、さすがにないだろうとは思うが、
少なからず、そういう意図はあったのではないだろうか。
私はゆみなに問いたい。

女優になりたくて整形手術までしたのに、
発音の悪さと演技力のなさが致命傷となった私は、
彼のバックアップなしでは仕事にありつけなくなってしまった。

残された道は、クイズ番組の回答者専門か、
バラエティー番組の頭合わせか、
地方営業か、
脱ぐか、
ドリカムの西川くんに薬を分けてもらうか、
だから、それが『媚薬』というわけではないのだが。

そんなときだった。
テレビの画面の中に、あのころの仲間を見つけたのは。
グッチ祐三とモト冬木が、ものまね番組のなかで
相変わらずの裏声で
「ま〜るはげ〜〜〜」
という以前から変わらぬネタを披露し、
キダタローに絶賛されていた。

私ももう一度脚光をあびたい。
そう強く思ったとき、
私は、私の心の奥底にしまい込んであったあの「秘密の力」を
使うことを、決めたのだった。
あの力の威力を試してみたい。
もう、私はそのことしか考えられなくなっていた。


〜つづく?









rya |こっそり掲示板
My追加