DiaryINDEXpastwill


2002年10月19日(土) 今度はユキちゃんかいっっっ(涙)

酒気帯び運転の罰金って、30万円なんですって。
知ってました?
で、同乗者も「酒気帯びと知りながら運転を許した罪」で、同じように罰金30万円なんですって。
私の友人の親戚、って思いっきり他人ですけどね、
法事の帰りに3人乗せて運転してて、120万円罰金払ったそうですよ。
ま、おやびんの競馬のことを思えば、そのくらいどうってことないですけどね。

あ、るるです。こんばんは。

友人から聞いた話に、あまりにもビックリしたので
ちょっと書いてみました。

で、ビックリついでに、
ここの小説って、「痛快時代小説」だったんですね。
しかも、提供ポーラ。
さらに、「果てなき夢のために」だったんですね。
「果てなき」じゃなかったんですね。
一応、作者の一人でありながら、題名を間違えるなんて
ほんとに、申し訳ありませんでした。

でも、あゆ、
「鬼馬ニ」なんだよ、「鬼母ニ」じゃなくて。
自分で引っ張り出しといて、主人公(なのか?)の名前を
間違えるなんて、どういう了見なんでしょう。
しかも、何度も何度も「鬼母ニ」と書いてるじゃありませんか、昨日の小説。
「鬼母ニ」を単語登録したんじゃないですか?
「鬼母ニ」と書いて「きばじ」かいっ!
「鬼馬ニ」と書いて「るりこ」かいっ!
「鬼母」はうちの義母ちんだけで、間に合ってます!

あ、それで、あゆは12回だと思ってたようですが、
あのあと、ゆみなと話しましてね、
11回にしようということになったんですよ。ふふふ。

だってね、12回だとワタクシが最終回の担当になってしまうでしょ?
そりゃ、カンベンしてよってことになったわけです。
で、当然、ゆみなもイヤだってことになりましてね。
なら、鬼馬ニを引っ張り出し、
ワラジを履かせ、
ユキまで引っ張り出してきた、
あゆに、まとめてもらおうじゃないかと、
ま、言ってみれば欠席裁判ってやつですね、
決まったんですよ。

ワタクシとしては、今後なんらかの展開があり
主人公の「僕」はデイパックを失う。
その中には、「僕」が雨の日のお楽しみにしている
「いやん♪」「あはん♪」なビデオが何本も入っていて、
それを失ってしまった「僕」は
取り返すために、苦難に立ち向かっていく、という筋を考えていたのです。

ええ、もうおわかりの方もいらっしゃいますね。
はい、「はしたなき夢のために」です。

で、ニヤニヤしながらゆみなに、こんなこと考えてる、と告げると
「オチが駄洒落かいっ!」と速攻却下された上に、
「果てしなき」じゃなくて「果て無き」であったことに気付き
がっくりしたのでございます。
そして、やはり最後は、あっと言わせて終わりたいよね、
などと話すうちに、二人とも自信を喪失し、
ならば、あゆに任せようとなったと、こういうわけです。

ほっとしたところで、さ、小説いきますか。

◆◇◆◇◆◇◆

『果て無き夢のために』第9回

トイレの中で、僕は必死に落ち着きを取り戻そうとしていた。

「落ち着け、落ち着くんだ、ヒロシ。。」

そうだ、僕は歌手を目指していたんじゃないか。
今日だってデモテープを持ってオーディションを受けに行ったんじゃないか。
こんなところで、わけのわからない一家と関わってる場合じゃないんだ。

ドアの向こうでは、相変わらず4人が勝手気ままに話をしている。
こうして声だけ聞いていると、本当にるりこの声はイカしていた。

「るりことユニットを組んだりして、、、
ヒロシと鬼馬ニで、

"ヒロシ&キーボー”、、、、、、」

僕はそこまで考えて、苦笑いした。

トイレから出ると、るりこの両親が
「おみやげを差し上げましょう。
大きな葛篭(つづら)と小さな葛篭、どちらにしますか?」
と聞いてきた。
ご丁寧なことに、大きな葛篭には「鬼馬ニ」、
小さな葛篭には「ユキ」と
名前ペンで書いてあり、
小さく開いた小窓からは、るりことユキの顔が見えていた。

どっちも要らない、、、、、

そう言ったつもりだった。
ところが、僕が
「どっちも、、、、」
と言った瞬間、

「ハラショー!!わたしアルかー!!」

とドッチモドッチスキーが叫び、勝手に僕のデイパックの中に入ると
自分で内側からファスナーを閉めたのだ。

こ、こいつを背負って帰るのかよ!!
ど根性ガエルかよ!
ヒロシだけどな!!

僕は泣きたい気持ちのまま、デイパックを背負ってるりこの家を飛び出した。
雨はいつのまにか止んでいた。

〜つづく





↑エンピツ投票ボタン


rya |こっそり掲示板
My追加