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エンピツユニオン



読んでね。
『影のオンブリア』
(パトリシア・A・マキリップ)


冒頭の抜粋(英語)
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2008年10月11日(土)
闇の守り人(上橋菜穂子)読了

●読了:闇の守り人(上橋菜穂子) 偕成社ポッシュ軽装版
内容(「BOOK」データベースより)
女用心棒のバルサは久しぶりに生まれ故郷のカンバル王国にもどる。幼い日、カンバル王に父を殺されたバルサは父の親友ジグロに助けられ、生まれ故郷をあとにしたのだった。しかし、ジグロはそのため汚名を着ることになった。バルサはジグロの汚名を命がけで晴らそうとする。野間児童文学賞、産経児童文化賞受賞の『精霊の守り人』の姉妹編。


ああ、読めたあ〜〜! むちゃくちゃ面白かった。
この本を買ったのはもう2年間前になる。ずっと気になっていた守り人シリーズに軽装版が出たというので、最初に刊行された「精霊の・・」と「闇の・・」を一緒に買った。精霊の方だけはすぐに読んだのだけど、その頃はもう気持ちに余裕がなくて物語があまり読めなくなってて、以来ずっと積んだままだった本。
いやあ、やっぱりすごい。少しだけ・・・と思って本を開いたら、止められなくなって一気に最後まで読んでしまった。この人の本は気がつくと真剣に物語の世界に入り込んでしまうところが・・・その感じは本当に大好きなのだけど、読む時に自分の方にある程度の余裕がないと、受け止められなくて負けてしまうんだ。

内容・・・やっぱりバルサが良い味出してるな。バルサ好き〜。隣国に行くというからどんな国かと思ったら、カンバル国はずいぶんと貧しい国のよう。バルサは初っ端からトラブルに巻き込まれ、驚いてるまもなくどんどんカンバル国の根幹を揺るがす陰謀に巻き込まれていくと。「ルイシャ贈りの儀式」の設定が秀逸! すごいこと考えるなあ。新ヨゴ皇国とカンバル国の設定、氏族、地理、歴史まで、こんなに厚みのある世界を描ける人ってどんな人だろうと思ったら、なんと作者はそっちの方の研究者でもあったのね。どうりで・・・。
驚きついでにジーニイを「上橋菜穂子」で検索してみたら、書評に混じって本人の論文が出てきた。『「長老」たちの変容 : 地方都市に暮らすアボリジニの事例から』という論文がフリー公開されてたのでちらっと読んでみたよ。なるほどな〜。こんなことやってる人なんだ。



2008年08月16日(土)

この半月で、新刊本を中心に多分10冊くらい読んだと思うのだけど、ここに書く前に部屋のあちこちに散らばり、色んな人に貸し出されて手元になくなって、もう訳が分からない状態に・・・。
ううむ。




2008年08月15日(金)

●ポニョみてきました
あああもう、ポニョが可愛すぎ!!3形態全部可愛い〜〜! 面白い〜〜。「ポニョ、そうすけ、すき!」ってセリフで、もうやられた感じ。可愛さの度合いでは、今までで一番かもしれない。

以下、ネタバレ・・・というほどでもないけど。
1)宗介が両親を名前で呼ぶ件。最初はクレヨンしんちゃんの影響か、最近の時代の流れかねえ・・・と思ってたのだけど、ラスト近くで宗介が「リサ〜〜!」と泣きながら探すシーンで分かった気がした。なるほど、このせいかな。ここで「ママ〜ママ〜〜!」とか「おかあさ〜ん」とか言ったら、(それは5歳児としては当たり前の事だけど)雰囲気が一気に崩れて大冒険のヒーローじゃなくなっちゃうかも。それよりは、名前で呼ばせておいたほうが何倍も自立してる感じがする。

2)海の描写
海の描写がものすごかった。迫力ありすぎ! 画面全体が絵本の世界のような、リアルさとは対極に位置するような絵だから、それが動くともうありえない世界って感じ。文字通りの意味で生きている海。車と追いかけっこするシーンのスピード感がよかったな。

3)ポニョのお母さん
ポニョの元の名前の「ブリュンヒルデ」といい、この辺はかなりディープな設定があると見た。でも面倒なので考えるのはやーめた。



2008年07月30日(水)
購入本; いっちばん(畠中恵) 他

●購入本
いっちばん(畠中恵)¥1470
不連続の世界(恩田陸)¥1680
フリーランチの時代(小川一水)¥693



2008年07月29日(火)
活字倶楽部; お礼

活字倶楽部
最近知り合ってお友達になった人が活字倶楽部の編集の仕事をしていることが分かり、なんと最新号をいただいてしまいました。
活字倶楽部・・・。以前は必ず買っていた雑誌だけど、手に取るのは久しぶり。この密度の濃さがなんとも懐かしくてたまりません。とてもうれしいです。しっかり読ませて頂きます。どうもありがとうございました。