恋文
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2011年06月11日(土) 朝顔

今朝の 雨の
この風のなかで

うなだれたような
花びらといえ

伸びてゆく 枝の
どこにでも

まだ 堅いままの
小さな蕾


2011年06月10日(金) 雨の前に

夜を過ぎて
風が冷たくなる

そのまま
雨を連れてくるだろう

街の音が
くぐもっている


2011年06月09日(木)

窓を
開け放す
夜の街に

声を
聞いている

世界が
生きていること


2011年06月08日(水) 混沌

外からの
風と音

生活も
自然も
ないまぜになって

眠る前の
ように


2011年06月07日(火)

暮れてゆく
空は

細い
隙間の向こう側

窓に映る
中と外と


2011年06月06日(月) 不安な一日

どんな不安な
一日も

過ぎてしまう

眠りに
帰ってゆく


2011年06月05日(日) ふき

ふきを切る

香りに

今日を
終えようとする


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