遠い昔のような暗い街角
風のなかに立つ空は曇る不確かに静かだ
ただただひかりが溢れているのでそれがしあわせなのだと遠くの山並みをみつめている
神社の森は広がっていたらしい子供たちが遊ぶ傍らに大きな銀杏の木注連縄も解けたまま
こんな揺れなんていいのよわたしはわたしのまま
自問するいつもの一日のあいだそうやってまた生きてゆく
どこも知らない街ならわたしはどこに根ざすだろう