恋文
DiaryINDEX|past|will
風が 見る夢を 見る
野原を 渡ってゆく
ひとしきり 時間は 怒涛のように 流れている
ちゃんと 立ち上がれる場所に たどり着くかな
向こう岸が にじむ
橋の欄干の 光が にじむ
さようならを 言いだす 前の時間
定かではない 道しるべを頼りに 一歩
まだ遠い 道のり
あちらに 走っては 立ち止まり
こちらに 戻っては 途方にくれる
日一日と 過ぎて わずかに 進む
静かな一日は 訪れない
雨の朝 空も 沈んでいる
夢ではない
記憶は あらたに
どこにも なかった
夢を紡ぐ
|