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気づくと 雨の音がする
ひっそりと 通り過ぎてゆく
同じ色の 空のした
行きつ 戻りつ
同じ 景色のなか
雨になる
低く歩む
灰色の 町のなか
空にはない
明かりを 探す
どこにも 混沌
どこも 雲の中
ふんわり ただよって
どこかの 青空を 探している
雨の揺りかご
ずっと 揺られていたい
雲のまんなか なにも 見えなくてもいい
積もった 落ち葉のなか
綿毛を 膨らませて 小鳥が 座っている
ざわざわ 風に揺れる 木々の音を 聞きながら
もしも と いう
まだ たくさんの 問いかけが 続くだろう
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