恋文
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まだ 明るい日差し
道端の草花が 揺れる
風が冷たくなったとしても
いくどもの 秋が過ぎる
どこでも いつでも
光と風は かわらない
立ち止まっても 誰もいない
川原には 鳥の影だけ
草をわけて 歩き
砂にしゃがんで
光る川面を 見送った
一歩を 踏み出したら
うれしい
まるで こどもの あゆみの ように
進めば 進んだと
おののく わたし
小さな希望と 大きな不安
それでも 前へ
それでも 秋の空
まっすぐな光が どこまでも
足元が おぼつかなくなる
感触は まるで
夢のなかのようだ
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