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空は 雲ばかり
少しずつ 暮れてゆく
子供の声が しずかに 響く
止まっている そのあいだ
少し ひらいた 隙間から
外を 眺めるのが いい
つながりが わたしを 世界に 引き留めておいてくれる
雨のなかに 息をする あいだ ものを思っている
失うような 気がする
それは わたしの 全部ではないのに
きっと
からだが みんな ひっくり返るようだ
夢が あんまり 長く続くと
わたしは どっちに 生きているんだろう
帰りたくなくても 帰ってくる どこか
夢のなかの 夢と
現実のなかの 夢と
出会っている 薄あかりの中
物事は 起こるだろう
そうして 過ぎてゆく
わたしの いないところで
わたしは ただ 知るだろう
ここでの わたしの一歩は
届くだろうか
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