恋文
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2010年03月12日(金) 日差し

空に向かって

きらきら
光っている

森のてっぺん

雪が とけてゆく


2010年03月11日(木) 春の雪

屋根も 木々も
雪をかぶって

向こうに
夢の中のように
霞んだ森

静まり返ったような
空から
はらはら
まだ 落ちてくる



2010年03月10日(水)

風の音を
聞き続ける
夜のあいだ

思うことも
風といっしょに
飛びまわる




2010年03月09日(火) 入れ子

夢の入れ子のなかを
さまよう

いつまでも
夢のなかかしら


2010年03月08日(月) 移る

窓から
午後のひかりが
射し込んでくる

影が
くっきりと
浮かぶ

日々が移る


2010年03月07日(日) まだ冬の道

足跡が 凍っている

森の小道で
聞こえるのは

足元が
ぱりぱりと
砕ける音

小鳥の声

木の葉が
揺れる音


2010年03月06日(土) まだ 雪

もう 地面から
のぞいていた
つぼみを
被っていった

花吹雪のように


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