恋文
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逃げるように 去ってゆく
その先は 知らない
窓のそと 移り変わる風景は まだ 遠い
だからといって 他に 行くところが あるだろうか
雨音もない
濡れて そのまま 歩こう
もうすぐ 辿りつく 向こうまで
石畳は いつもの硬さ
足元に 帰ってくる
わたしは いつまで いつもで いられるだろうか
足元は いつものように 感じている
雪が消えて 緑が見える
わたしが 消えて
緑に なりますように
少し 髪が伸びた あかいシュシュで くるんと 結んだ
ずっと 放っていた 髪の根元で 引っ張られる
まだ お団子のような かたち
簡単に 終わる一日
まだ知らない 次の一日
夜の始まり ひんやりとする
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