恋文
DiaryINDEX|past|will
いく度もの 始まりを 繰りかえして
近づいているか 知らない
終わりも しらない
ただ 始める
なにもが 変わってゆくだろう
まだ 途中なのだ
明け方に見る 夢のなですら 行方は知らない
まだ 進んでゆく
あ 空が明るくなったら
白い月が そのまま 残っている
凍っているみたい
切った髪が うずくまる
軽くなった だろうか
もう少し 先に 行くため
変わらないと 思うまに
なにかしら 違ってゆく
息をつく 少しの あいだ
まだ どこかに 知らないことが 起こって
だからといって 変わらない こともあるのよ
ざらざらした 気持ちでいると
みんな 棘のようになる
雨が降って 柔らかくなればいい
川面に 灯りがたゆたう
向こうの橋と 空のあいだ わずかな空の色
もう暮れる
|