恋文
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たゆんでも 滞っても
なにも 損なわれない
ただ まだ 行くだけだよ
向こうは 雪に 埋もれて しまったよ
さぁ ぽつん ぽつん
足跡を つけて 行こうかな
むこうに なにが みえるだろうか
なにも みえないのは なにも
みたくないから かもしれない
急ぎ足で 過ぎてゆく
硬くなった 雪が
崩れる かすかな音
時計の短針が 同じところで いったりきたり している
夜が更けてゆく
オレンジ色の 街灯のひかり
雪が ふわふわ 影のように
どこまでも 風のなか
小枝が 震えている
もう枯葉もない
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