恋文
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灰色の重い空 だけれど
肌に馴染むように 寄り添っている
一日は なにもなく 過ぎて
ここにいる わたし
影が 斜めに 延びる その
木々は それも 影絵のように
立っている
ほとほと 歩く その前のほう
白い 道ばかり
ふんわり ただよう
冬のひかりの なか
まだ 遠い 空を
見ることが できるだろうか
まだ明けない空を 飛行機が 横切ってゆく 光が瞬く
小鳥の声が 影のなかから 聞こえてくる
振り返れば ずっと 過去につながる
今日も いずれ その途中の 点のようになる
さぁ 進もうか
風に乗って やってくる 小さな雨粒
傘は ささない 風に むかって
歩いてゆく
いつか 風の勢いが増す 夜の音
暗くして じっと 聞いていよう
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