恋文
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鉄線に つらつら 繋がる 水玉
つながる 端から ぽつん ぽつん
落ちてゆく
帰ってくる と いう
どちらに だろうか
ふらり ふらり 揺れる
どっちとも 決められない
居場所
誰か 変わったでも わたし 変わったでも
ない
あんまり 周りが 変わってしまって
た、のかな
かな、と かな
ん、
わかんないや
で、
ん、あぁ
まだ わたしだって
ちゃんと いる
かな
帰るところは まだ あるのだと 思えばこそ
まだ さまよってみようか
定まらないのは 夢の中も 同じだと
目覚めたまま 眠れない時が 過ぎる
金木犀のかおりを 忘れたまま 秋が過ぎ去ってゆく
窓辺に 菊の花が 咲いている
重い空のした 灯りがともる
行き交う人々は 街のなかに とけこんでいる
ぽつんと たたずんでいる わたし
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