恋文
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遠くに 来てしまった
戻れないだろうか
それとも
もっと 遠くに 行けるだろうか
それより
眠りのなかで じっとしていたい
三日月が ひんやり 光っている
朝日が まだ とどかない 空
流れに逆らったり しただろうか
あっちに行き こっちにぶつかり
これからも まだ 流れるままに
この道を 通って
やがて 冬にいたる
その向こうは まだ 遠い
風のおと 雨のおと
色づいた木々が 窓の外で 揺れている
まだ ここにいる 今年の秋
一日が 静かに 過ぎてゆけばいい
鳥のさえずりと 木のざわめき
風が 少しくらい 冷たくても
時間や 空間や なくなって
ねじれてしまう
言葉にしたくても できないような
そんな わたし
まだ いっしょ
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