恋文
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毎日 見ていても 変わってゆく
しばらく 見なければ どんなに 違ってしまうのか
なるほど わたしも そうやって 変わってゆく
雨音を 聞いているのがいい
毛布に くるまって 暗い部屋のなか
降り続いている あいだに
流れていってしまえばいい
緑の草は 枯れてしまいました
赤い実は 踏まれてしまいました
空は灰色のままですが
また 朝がきます
くすんだ 朝の町
まだ 夢のなかのよう
いつか 覚めるだろうか
舗道に 影のように 赤い実が 散っている
見上げても 暗い木々
木が揺れる
世界がいっしょに 揺れる
川には 白い波がしら
みんな 流れてゆく
みんな 揺れている
一日の まんなか
川の流れを 見ている
きらきら ひかって
冷たいような 青空
ずっと ここに いたい
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