恋文
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夜になって
さらさらと 雨が 降りはじめた
窓の外は 草むらの 匂いがする
気づくと そんなにも 時は 過ぎている
まだ 佇んでいる 自分の 影
過ぎていってしまう
取り残されたような 気持ちで
空を 見る
ひかりが 傾いてゆく
いま そのときにも なんて まぶしい
空の色が 重く
風が 冷たくなった
くすんでいる 緑
雲の切れ目から 小さな 青空を 見ている
夕日があたる 壁が 目に痛い
いちにちが 終わってしまう また
なんどでも
だから なんどでも
もう 行ってしまうんだな
昔に 帰ったみたいな 日々は 終わってしまう
いつのまにか 夜の訪れも
こんなに 早くなってしまった
自分らしいこと とか
自分でありたいこと とか
まっすぐでは ないから
少し 冷たくなった 風にあたりながら
通りを 見ていた
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