恋文
DiaryINDEX|past|will
それは 嘘では なかった けれど
ぽつんと 置かれて しまった
居心地の 悪いもの
どこかに 蹴散らかされて しまったから
やっと 笑えた
みんな 過ぎ去ってゆく
今は まだ ひかりのなかに とどめておこう
綿毛が ふんわり ただよっている
たどりつくのは 石ころの 川原だとしても
ふんわり きらきら かがやきながら
草が ゆれる
しんと 静まりかえった 午後に
道は 白く続いている
雲もない 空の下に
懐かしいような
音を 聴く
聞こえない 音も
闇の中
遠くは ひかりに かすんでいる
部屋のなかは ひっそりと 影のなか
時計のおとを 聞いている
風も ふと 立ち止まる
ひかりは 照りかえり
午後は 静まり返る
|