恋文
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雨と 雨の あいだに 過ぎてゆく
晴れ間の 空にも 雲のかげ
ささやきのように 降る雨が
一日を 見送ってくれる
夜の音に 溶け合って
どれほど たくさんの 時間だろうか
生きている あいだに
まだ 逢えることが
子供達の声が 聞こえる
ときどき 妬ましい くらいに
明るい
泣いていたって
からだの かたちも はたらきも
自然のままに あるから
うとましいことも ある
眠る間に 逢いに行った
それでも 久しぶりだったのだ
あまり話せないうちに 目覚めてしまった
こんど いつ逢えるだろうか
滑り落ちてゆく 記憶のすき間を わたる
遠く 影のように まだ ある
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