恋文
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2009年05月26日(火) 雨上がり

ひそめていた息を
吹き返すように

草木の
かおりがする


2009年05月25日(月) 隔たる

隔てているもは
自分自身だろうか

黙り込んだまま
外を見る

熱気をはらんで
ただ 明るい


2009年05月24日(日) わたし

わたしのなかの
いっこに
自分でいる

どこにも
ゆけない
まんなかは

ただ
さびしいだけの
ひとり


2009年05月23日(土) 全てであること

緑に 満ちて
光に 満ちて

鳥の 囀りに
風が 渡り

そうして
影にも 満ちて

では どこに
欠けることが
あろうか


2009年05月22日(金) 雨の粒

夜のあいだに
通りすぎた 嵐が 
窓に
残していった

朝のひかりに
光っている


2009年05月21日(木) 暮らし

降り注ぐ
日差しも
翳ってゆく
空も

ひとしく
今日のなかにある


2009年05月20日(水) 忘れないということ

海よりも
時のほうが
隔ててしまうのだ と
いうだろうか

逢いたいひとには

海が
隔ててしまうのに

時は
忘れないあいだ
止まっている


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