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雨の音が 聞こえなくなり
ひかりの 消えてゆく 空に
うっすらと ばら色の雲
わからないことのなかで あれやこれや 考えている
なんにも でてこない
ぼんやりする
うろうろ 歩んでゆく 道のりは
まっすぐではなく ぬかるみ 木は倒れ
むこうに 見える 丘は ずっと前から じっとしている
草も木も 生き物の 匂いがする
雨が また 近づいてくる
足は ゆっくり 進む
気持ちだけ ずっと 先にいってしまうから
もつれてしまうのね
あれやこれや 悩んでいるあいだ
前を向いているのだろう
いずれ 知らない その向こうは
ずっと 向こうにある
うずくまっても また 立ち上がれるなら
目は まだ まっすぐ 前をみていよう
こんな とおい ひろい ところ
生きているよね 鳥たち
風は まっすぐ 突き当たってくる
波は ざんざん 荒れている
ひらひら ふわふわ
飛んでいるね 浮かんでいるね
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