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あなたの ところ どんな 空なのでしょう
こちらは きょう まだ 暗いままで
雨が また 降りました
わたしは 雨のなかの ひとりです
空は つながっていて
そこに たどりつくでしょうか
濁流になって 去ってゆく
大きな枝も 流れてゆく
また 雨が やってくる
風で たわむ 木々
ざわざわと 波の音が 聞こえる
まぼろしの 海
わからない
ものごとは 過ぎていって
あとで わからなかった と
わかった
わかったことは
わからない
雪にならないうちに 地面に 沈んでいった
短い ひとすじの ひかり
雨だれの 音が 時計の 音に かさなる
暗い 朝
もう 眠りの リズムには ならない
なにも 聴いていないように おもう
明るくなった 朝に 小鳥はさえずっていたのだろうか
ひとりで 舗道をたどっている
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