恋文
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なにも 起こらなくていい
氷のように かたまって
春を 待っている
ブラックバードが ちょんちょん と 跳ねていく
暗い 朝なのに
気づくと もう 鳥のさえずりを 聞いている
どうしようもない 流れのなかに いるとしても
考えもすれば あがきもする
流れの果てを 見てみようか
慌しく すぎてゆくあいだ なにを 聞いていたのだろう
ふつりと 音が 途切れる そのとき
浅い眠りは そのまま 目覚めになる
変わらない 暗闇のなかに 歩みいる
ひとつのことが こわくなる
あれも これもと こわくなって
じっと うごけない
すこしづつ ひとりに 慣れる
ひとりでなくても ひとりに なることを 覚える
ずっと いっしょにいる ひとりを 思う
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