恋文
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2008年11月25日(火) 後ろ

少しづつ
遅れてゆく

同じような
毎日なのに

からだひとつ
後ろに

いる自分


2008年11月24日(月) 寒さ

どこか
はずれているような
いちにち

どこからか
焚き火の
においがする


2008年11月23日(日) 冬日

小さなともし火のように
赤い実がなっている

葉を落としてしまった
木々の向こう側が
遠くまであかるい

夏に白く光っていた
道を今日も歩く

道はまだ
まっすぐに白い


2008年11月22日(土) 木枯らし

凍えるような
風に
木々は
ざわざわと鳴る

かすかに
遠くから
鳥の声


2008年11月21日(金) ともし火のように

目を閉じたら
うかぶ

どの町にも
あった
街灯のしたの
ちいさなあかり

いつの時にも
あった


2008年11月20日(木) 雪を待つ夜

鈍色の空も
隠れてしまい

わずかな
灯りのなかを
歩く

頬に ふれる
しめった風


2008年11月19日(水) 一日の終わり

いくつかのことを
思い
いくつかのことを
忘れ

なにも変わらなかったとしても
一日は終わる

思ったよりも
変わってしまたかも
しれない


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