恋文
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まだ残る 緑も 明けない 空のした 夜のつづきに 眠っている
灯りが 通り過ぎて 地面の草が ほんのり ひかる
いちにちが はじまる
だれもが それぞれに じぶんの 時をもつ
まじわり はなれ また かさなり
いくすじもの ながれのように
光も 影も まじりあって
木漏れ陽が まぶしい
みんな とりどりの 色に なり
行くさきに あふれている
丘の上の 林から ひかりは 降りてくる
木の葉の 色になって
目の前に 白い道が 続いている
焚き火の においがする
どこかで 落ち葉を焼いている
彼岸花の 赤い色を 思った
舗道を埋めた 落ち葉も
木の枝に 揺れる葉も
空のいろに とけこんでゆく
目覚めても もう一度 逢いにゆくよ
目を閉じる
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