恋文
DiaryINDEX|past|will
木漏れ日が 漂うように 揺れる
ぼんやり 行きどころのない 気持ちを 抱えて
葉っぱの 影を 踏んでゆく
光も 影も まざって
道が ずっと むこうまで
続いている
虹の下を くぐろうと しているあいだに
遠くに きてしまった
たどってきた みちすじに おいてきた
目印を
また たどってみる
灰色のトンネルを 抜けてゆくように
朝靄を とおりすぎる
薔薇の花は もうしぼんで うなだれている
叩きつけるような 雨が 降るように
風も 同じように 吹く
木も草も たわみ
髪を打ちしだいて 駆けてゆく
見えない未来に つながるために
今を見ている
|