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たくさん たくさん の
水 いじょうに 流れてゆく と
思うのは わたしの きもち
そろそろと 踏み出す一歩を 見守っていよう
誰のものでもない あなたの歩み
なにも とどまらない のだと
川は音をたてて ゆき
揺れる枝から 葉が おちていった
地図のない道を 歩いているのだから
まだ見えない 分かれ道で どっちに行くのか 考えるのは よそう
いずれ 立ち止まり 向こうを 見るだろう
いつのまにか 雨だったのだ
舗道全部が 影になって いるみたい
いつもの 道をたどる
ラジオだけが 喋っている
いつか 夜になる
見失うまいと あがくほどに
見えなくなる
そこにいるのは 影法師
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