恋文
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終わってはいない 始まってすらない
考えは どこにも たどりつかない
重い雲の 空の下
渦のなかに とどまっていても
もう 行ってしまった
時は ひとりで すぎてゆく
誰も 残されない
わたしたち 連れ去られて ゆく
カーテンを あけても 昏い空
そろそろと 歩みだす いちにちの はじまり
なんどでも
霧が 薄れていった
いっしょに 夏も 去っていった
行ったり来たり どこかにも 進んでゆかない
それでも どこかに 帰ってこれるのなら
また 始めようか
夜中に目覚めて どこか 違うところに いるわけではない
寝返ると 昼間のかおりが 残っている
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