恋文
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2008年08月11日(月) しずか

雨の空の色に
染まってしまったのだ

いつもより
しずかな夜


2008年08月10日(日) 夕暮れ

まだ 残ったままの
ひかりが
冷めてゆく

木の枝も
影になって
じっとしている

ラジオから流れる
ブルースを
聞いている


2008年08月09日(土) 無窮花

風といっしょに
歩く

陽だまりに
咲いている
無窮花

まだ
ここにいるけれど

いつか
つながる


2008年08月08日(金) 雨しずく

知らないうちに
降っている

しずくが
つながって
見えて

音が
後から ついてくる


2008年08月07日(木) 夜の雨

日向のにおいを
洗っていってしまった

わずかな
窓のすきまから
風がはこんでくる
雨のにおい

とおい町に
降った雨を
思いうかべる


2008年08月06日(水) 過ぎてゆく

気にしながらも
取り越し苦労なら
ほっとすればいい

いちにちが
なにごともなく
過ぎてゆく

空の縁が
薄くれないに
光っている


2008年08月05日(火) 思い出

こんなに
早く 暗くなったのだろうか

記憶は
あいまいなまま

この夏も
思い出になってゆくだろう


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