恋文
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誰もが 流れてゆく
時間が こぼれ落ちてゆく
日差しが あんまり はっきりとして
物忘れを しているみたい
花びらに ひかりが透ける
灯りのように ひかりが点る
まだ 暮れないうちに
雨が ひんやりと 風を はこんでくる
熱気が 流れ去ったように
わたしのなかの 滞り いっしょに 流れてゆけばいいのに
洩れてくる ひかり全体が くらい青いろになって
もう 眠ろう
風がなくなった
くっきりと映る
たたずむ わたしの影
おいで おいでと 揺れている
さようなら と また 揺れる
青い空 だれもいない ひるさがり
影と 光と コントラストを ながめている
ひとり とり残されている
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