恋文
DiaryINDEX|past|will
こんなに 明るいのに 音もなく 降っている 雨
小鳥が 軒下に やってきて また 去ってゆく
草むらも 木立も きらきら 光っている
雨音が止み 薄く暮れた外から 風が 誰かの声を 運んでくる
草の匂いとともに
あまた あるけど
ひとひら
あれば いいかな
目覚めても まだ 続いているような 気がする
夢の境を 踏み越えて ゆこうか
しらないまに 縺れてしまった 髪の先
ぷつりと 切ると
まるで 痛いような 気がする
なんの 特別なこともなく 一日が 過ぎる
どこかで 何が あったとしても
遠くに 向かうだろう
どこまで 行くだろう
たそがれは 柔らかな ひかり
きょうは おやすみ
また 明日から
|