恋文
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どこからか 香る
花のかおり 草のかおり
からだが ときめく
いつのまに こんなに みどりになっていたのだろう
花も どこにも 咲いて
まぶしい
ふと 影に 身を寄せる
目の前に
光は あんまりに あかるい
水彩絵の具を 溶かしたみたい
さっきまで あんなに 痛いように 射していた
ひかりが 去ってゆく あいだ
空を みている
毎日のことを している
一日は そうやって 過ぎてゆく
どんなときでも
まぶしい 光のなかに
やわらかな みどりが揺れる
午後が ゆっくり 終わる
籠には うっすら ひかりが はいる
どこにも いかなくても
しずかな いちにち
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