恋文
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2008年04月25日(金) 春の宵

空は まだ
明るかった

小鳥が やってきては
帰ってゆく

木立が
だんだん
翳ってゆく

鳥の声も
遠ざかる


2008年04月24日(木) 春の花

鉄路のあいだの
みどりの草にも
花は咲いて

つながってゆく
その むこうの
曲がりかど

ふつりと
消える


2008年04月23日(水) 春のなかに - ある人を悼んで

春のなか 逝く
花は 雨のなかにも
咲いているのに

花びらから
ぽつんと
落ちる
しずくように

そのまま
ひかりのなかに
おかえりください

いつか だれもが
ゆくように


2008年04月22日(火) 雨が続く

夢のなかで
聞いていた

雨音が
つながって

いちにち
ずっと

水槽のなかから
外を見ている


2008年04月21日(月) 雨のなか

雨のなか
小鳥が
やってきては
帰ってゆく

小さな
餌場

軒下の草花が
わずかに
揺れる

ずっと一日
雨のなか


2008年04月20日(日)

花が 舞っていた
ちょっと まだ
冷たい 風

川に ぽつんと
眠っている 鴨

でも 春だ


2008年04月19日(土) 菜の花

あぁ
いつのまにか
あったんだ

菜の花
菜の花

ずっと 向こうまで

もっと
向こうまで

見ていよう


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