恋文
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2008年04月18日(金)

時は 自分ひとりで
過ぎてゆく

立ち止まっても
追いかけなくても

わたしの時間は
わたしといっしょに
過ぎてゆく


2008年04月17日(木) そのままの

振り返ると
そうで ありたかった
わたしが
いるような
気がする

もう一度
振り返って
どこも 変わらない
そのままの
わたしが
いる


2008年04月16日(水) きょう

誰にとっても
きょうが すぎる

遠くにいる
あなたが
過ごしただろう

わたしの 知らない
きょうは

少しくらいは
重なっただろうか


2008年04月15日(火) 八重

テーブルの上に
八重の花

娘がひろってきたのだろう
花海棠だろうか

ちいさな春
ぽつりと


2008年04月14日(月)

花がうつむく

また
ひとしきり
雨が
走っていった


2008年04月13日(日) 暮れてゆく

切り絵のような
木の枝の
向こうに

雲が走ってゆく

鳥が来て
去ってゆく

うっすら 朱い
空に

影になる


2008年04月12日(土) 思い出

思い出すこと
ひとつ ひとつ

ずっと
いまでも
同じなのに

どうして こんなに
遠くに
来てしまった

みたいな
気がするのかしらね


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