恋文
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2007年11月18日(日) 散歩

午後だけれど
まだ 霜が真っ白でした

すれ違っても
みんな 無言で
歩いてゆきました

湿った 落ち葉を
踏んで

傾いた 光を
見ていました

まっすぐ 向こうに
まだ みどり色の
丘です


2007年11月17日(土)

そういえば
見慣れた 海が
もう 見えないのだ

思い出す
その ときどきの

すぐそばに
あったのに


2007年11月15日(木) 日々

からだが 裏切っているのか
気持ちが 裏切っているのか

裏切るのも
裏切られるのも
わたし自身なのだ と

なにを 言ってみても
せんないこと

あたふたと
日常に 戻ってゆく


2007年11月14日(水) やすらぎ

ふとんの中の
じぶんの かたちに
あたたまっている


2007年11月13日(火) あかり

いつのまにか
こんなに
暗かったなんて

きょうは
星もない空で

窓のあかりだけ
町を
照らしている


2007年11月12日(月) お祭りの終わり

お祭りが終わって
まだ 片付けの途中の広場は 
もとどおりの静けさに
もどってしまう

石畳の通りも
人影がまばらになって
夜更けのように


2007年11月11日(日)

間違いと気づくのが
遅すぎたのかもしれないし

それほど
間違いではなかったのかもしれない

ただ いまだに
抜けない棘のようにとどまっている

幻を見るように
垣間見る
わたしのすがた


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