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一日を終えて 夢に帰る
なんとも 不確かではあるけれど
そこにも わたしがいると 思えば
また 帰ろう
なんども 同じことを 考えている
しっとり 汗ばんで
目をとじなくても 暗がりのなか
時がたつのを 待っている
きつい光の ただなかに 置き去りにされたみたいに
目を ほそめて 見る風景は いつもと変らない
ただ 影がなくなってしまったみたい
夢をみていたのではない 目覚めても 同じ風景が続いていて
しばらく 時間を失っていた
時がたてば みんな いってしまう
いま つないでいたい と
手をみた
誰かしら 通り過ぎてゆく
空が うつってゆく
いま さっき わたしの脚を ひかりが あからさまにし
いつまで いようと いないと
このまま 見ていたいと おもった
思い出して
残っていない
そこにあった
忘れられない
いまもあるのに
とどかない
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