恋文
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2007年07月12日(木) 午後

窓のむこうは
ここではない

届くだけ
受けとって

午後のひかりが
おわってゆく



2007年07月11日(水) 過去

思い出せない
夢のように

過去は どこに
わだかまっているだろう

そのとき
どんなにか
はっきりと
あったはずなのに


2007年07月10日(火) 海へと

海は
遠いな

わたしが
魚になったら

この川から
どうやって
海にでようか


2007年07月09日(月) しずか

ひかりが
影をつくる

時間が
とまったみたいに
しずか

とりてもないことを
ぼんやり
考えている


2007年07月08日(日) 雷の鳴る日

厚く 雲を塗ってみましょう

青い空は わずかです

鳥は ちゃんと囀っています

風は すこし止んでいます

青い草の匂いがします

ひかりが どんどん
うすくなって

鐘のおとが 聞こえています

まだまだ 鳥は
さえずっています

肩が 寒くなってきました

もう うちのなかに
帰りましょうか

また 雷が鳴っています


2007年07月07日(土) 夕暮れ

日が暮れるのを
待って

鳥のさえずりが
聞こえる

花のかおりが
漂っている

風が わずかに
木の葉を揺らし

まだ まぶしい
光があふれて

すこし からだが
だるいような気分


2007年07月06日(金) 雨だったりもする

あなたが眠っている
その街に
雨は 降っているでしょうか

あなたが眠っているあいだ

どんなに遠い
異国であろうと

わたしにも おなじように
雨であったり


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