恋文
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知っている ひとだけで
わたしを 葬ってくださいね
眠りの まえ 眠りの
なかにさえ 恥らう
じぶんを みつける
朝まで 遠くはない
朝から まだ 遠い
どこかで 見つかるのを 待っている
わたしは かくれんぼうの鬼
まどろみのなか いつか 時間を失って
ひょっとしたら どこにも いない わたし
手探りで どこに 辿りつくだろう
歩いてみる
音を 頼りに
自らを 頼りに
少しづつ 空が 明るくなる
街灯が ふと 消える
夜を 見送っている
風が すぎてゆく 揺れる
空が たかい 冷たい
触れる のは 落ちてくる
雪の かけら
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