恋文
DiaryINDEX|past|will
夢のなかに 漂っていた
目覚めは なくても よかったのに
重くなった 夢を まだ 見ていたかったけれど
目覚めることに した
さざなみが たつのは いい
さざなみは 沈んだ 小石を
おしえてくれる
暗闇のなかに 横たわって いても
朝にむかって 開いてゆく 花のように
濡れた 歩道が ひかって
暗い 窓を見ながら 歩く
いちにちの おわり
風と 雨が 窓を たたき 訪れる
雲と 夜も 朝も いっしょに
しずかな 雨とともに はじまり
あたらしく 目覚める この 一日から
ぱたぱた あわただしく していると なにもかも わすれて
ふと てを とめると しずかだと きづく
霜で まっしろに 飾られて 草は まだ みどり
静かに うなだれ 空は はいいろ
|