恋文
DiaryINDEX|past|will
あっというまに暗くなった街に。 オレンジ色のレースのようにイルミネーションが輝いて。 クリスマス市の人々は影のように。
その店は、いつものたたずまい。 レースが窓にかかり。 ピンクのリボンが飾られて。
わたしひとり。 夢をみているうように。 たちどまっている。
眠りにおちる前に からだを ゆだねる
わたしの なかの わたしに
まだ 月は 残ったまま
雨は 降ったり 木の枝の うしろ
雲が 流れている
夜のあいだに 雨が降った
置き去りに されたみたいな 暗がりに
濡れた草が たわんでいる
柿は KAKI 梨は NASI
フランスで 日本に出会える
果物は 親しいかたち
わたしの かたち
つくっている
そのまま
思った まま いれたら
ひかりの 鎖 ひかりの 星
いしだたみを 濡らす 夜毎に
|