恋文
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いつも 雨に濡れたような 朝
海の底を 歩くように 影と いっしょ
どれほどのことが と いう
まるで ぼうぼう と
ひろがった 景色のようで
どんなにも はかれない
いちょうの葉は その色のまま 石畳の 模様のように
夜とともに やがて 影のかたちになる
外れていって 戻れない
わたしを 失ったあいだ
なにを しているの
歩いていると はらはらと
それは 美しい 色で
道は どこかに 行き着くだろうう
歩いて いたいと 思った
失った そのときに 終わった
ままなのに
どうしよう
あぁ いまから わたしは そとに でるのだ
鎧の ように 香りを 纏おう
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