恋文
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2006年11月30日(木) 朝に

いつも
雨に濡れたような


海の底を
歩くように
影と
いっしょ


2006年11月29日(水) どれほど

どれほどのことが と
いう

まるで
ぼうぼう と

ひろがった
景色のようで

どんなにも
はかれない


2006年11月28日(火) いちょう

いちょうの葉は
その色のまま
石畳の
模様のように

夜とともに
やがて
影のかたちになる




2006年11月27日(月) 失った

外れていって
戻れない

わたしを
失ったあいだ

なにを
しているの


2006年11月26日(日)

歩いていると
はらはらと

それは
美しい 色で

道は
どこかに
行き着くだろうう

歩いて
いたいと
思った


2006年11月25日(土) 終わった

失った
そのときに
終わった

ままなのに

どうしよう


2006年11月24日(金) 香り

あぁ いまから
わたしは
そとに でるのだ

鎧の ように
香りを 纏おう


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