恋文
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2006年11月23日(木) 同じ色

曇り空のした
黙って
歩いている

空も
地面も
同じ色


2006年11月22日(水) 灯り

どこに
行きたいと
言えるだろう

ともる
灯りは
見え隠れして

どこまでも
続いている


2006年11月21日(火) 秋の小道

その
狭くて急な
坂道は

落ち葉が
吹きだまって
いるだろうか

いまは
様変わり
しているだろうと
不思議ではない

ありありと
見るように
たどっている


2006年11月20日(月) 暗がり

夜の
暗がりは
手探りで
夢に
帰ってゆきます

目を
閉じて
同じ
暗がりを
見ています


2006年11月19日(日) 木の葉

さぁざぁ と
雨かと思い
それは

一本の木は
すっかり
黄色い葉に
覆われて

突然の風に
渦のようにも
見え

降り注ぐのだった


2006年11月18日(土) 匂い

わたしが
ひるがえると

わたしの
匂いがする

抱いて
いてみたい


2006年11月16日(木) ほのおの木

小さな木
葉っぱが
真っ赤になって

ほのおが
立ってる
みたい

すっかり
暮れる
まえに


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