恋文
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茜色を うすく 溶かした みたい
遠くの 丘まで ずっと
草むらに 波がわたる
木々が おおきくゆれる
ここではない どこかへ いってしまう
風の音なのか 雨の音なのか
いつか 聞いていた 記憶を よみがえらせ
もういちど 眠りのなかへと もどってゆく
見送ろう みんな いってしまったら
わたしも 去ってゆく
だれも 見送らない
そうやねぇ わたしって なんなんやろ
なんも わからんうちに なんとか なって ゆくやろ
歩道の 石の並びを たどる
ひとつおきに はずれないように
まちがったら おわっちゃうよ
すこし こわい夢だった けれど まだ 目覚めたく なかったから 夢のなか ただよって いよう
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