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わたしには きっと たどりつけない 遠いところ
行きたいわけでは ないのに
ずいぶん 遠くに来てしまった
どうやら 帰れるわけでは ないらしい
さて どうやって どこに ゆこうか
そこにいるのは だれでしょう
問わないで いいのです
そこには 夜ばかり
いつか 朝を むかえなくなる
きょうの 夜の しじまに
花が 咲いたら 香りのなかに 歩きだそう
雨がふるだろう
わたしは 夢なかで 花を 見ている
雨のおとのなか
しみに なってゆく みたい
なんでもない のに
なんでもない ことが
ひろがって ゆく
街は 記憶のなかの ように くすんでいる
なんにも しらない と 言ってみる
あぁ、なんて 知ることが 多かったのだろう
もう 忘れても いい
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