恋文
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2006年09月23日(土) 遠く

わたしには
きっと たどりつけない
遠いところ

行きたいわけでは
ないのに

ずいぶん
遠くに来てしまった

どうやら
帰れるわけでは
ないらしい

さて
どうやって
どこに
ゆこうか


2006年09月22日(金)

そこにいるのは
だれでしょう

問わないで
いいのです

そこには
夜ばかり


2006年09月21日(木) 夜に

いつか
朝を
むかえなくなる

きょうの
夜の
しじまに


2006年09月20日(水) 秋の朝

花が
咲いたら
香りのなかに
歩きだそう

雨がふるだろう

わたしは
夢なかで
花を
見ている

雨のおとのなか


2006年09月19日(火) 塞ぐ

しみに
なってゆく
みたい

なんでもない
のに

なんでもない
ことが

ひろがって
ゆく


2006年09月18日(月) 雨を透かして

街は
記憶のなかの
ように
くすんでいる


2006年09月17日(日) 夜は

なんにも
しらない と
言ってみる

あぁ、なんて
知ることが
多かったのだろう

もう
忘れても
いい


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